2019年05月16日

ライボルト製の真空ポンプ

ライボルトの真空ポンプオーバーホール後のテスト稼働中です。
お客様は使用中はガスバラストバルブは開けているので開けてテスト。
真空度、油煙、リークを確認します。
数日稼働させます。
もちろん振動なども異常じゃないか確認します。

  


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2019年03月20日

モーター異音

真空ポンプで回転するものには必ずモーターがあります。

なんのポンプでもそうですが、、、

しかし油拡散ポンプはポンプなのにモーターがありません。

初めて見る方はポンプとわからない品物ですね。

今回はモーターです。

旧いモーターではベアリングがダメで音が出るケースが多々あります。



音が出始めたら早めの交換をお勧めします。

ですので毎回音を聞ける環境作りが大切kなと思います。

一部ベアリングを交換してもすぐに音が出始めるモーターもあります。

おそらくシャフトの芯が出てないのだと思います。

そうなるとモーター交換した方が安いですね。
  


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2019年03月15日

アルバック製メカニカルブースターポンプ組み立て

最近アルバック製のメカニカルブースターポンプのご依頼が多いような気がします。

不思議なもので大阪真空製が多い時は大阪真空製が多い

神港製が多い時は神港製が多い

不思議ですよね。

メカニカルブースターポンプは部品の向き、締め付け、隙間調整が難しいポンプです。

内部の隙間は0.01単位で計測、調整します。

これが構造を理解しないで間違えると

回った時に、、、ロック!!!!

慎重に組み立てていきます。




本日試運転、リークチェック、真空度確認、電流値測定を行います。
  


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2019年03月14日

アルミボディーの真空ポンプのねじ作り

アルミボディーの真空ポンプは数多くあります。

軽くて熱伝導がよいため放熱性がある。

ですが、アルミは柔らかいので使っているとねじ山がダメになってきます。

強く締めすぎてなくてもダメになる場合があります。

ダメになったらねじ径を大きくして作れば簡単ですが、それではいろいろ弊害が出てきます。

ですのでインサートを入れて作ります。

これを入れておけばダメになりにくいですし、もともとのボルトが使え、他の部品に弊害もない。

良いことづくめです。

ダメになったねじ山


掘って


インサート入れて完了

  


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2019年03月12日

アルバック製大型ロータリーポンプの組み立て

部品が重いです。

こってりと重いです。


キニー式ロータリーポンプはローターなどの向きを間違えてい

組めてしまいます。

ですが稼働すると性能は出ない

最悪は破損する恐れがあります。

破損、、、恐ろしいです。

3桁万円が飛んで行ってしまいます。

ここは慎重に。


  


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2019年03月07日

大型ロータリーポンプのオーバーホール作業

アルバック製の大型のロータリーポンプのオーバーホール作業です。

こちらのポンプはかなり新しい年式の物です。

写真だとわかりにくいですがシャフトなども新しさを感じます。


大きいのでプーリーなども重い、、、


1人で行うときはクレーンや油圧工具を使って部品を取り外したりします。


  


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2019年03月01日

アルバック製メカニカルブースターポンプ

先日紹介させていただいたアルバックのメカニカルブースターポンプの分解完了です。

私たちは完全に分解します。

最後にこのような状態になります。

向こうが見えます、、、


このポンプは内側に溝が2本あります。

この溝、、、

昔のアルバックの開発をされた方の考えがよくわかる。

よく考えてあるポンプ。  


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2019年02月28日

旧式のメカニカルブースターポンプのオーバーホール作業

アルバックの旧型のメカニカルブースターポンプのオーバーホール作業です。

おそらく35才、40才ぐらいの真空ポンプと思います。

まだまだ現役で働いております。

昔の機械は頑固に作ってありますね。

明日から本格的な分解、清掃、組み立て作業を行います。

  


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2019年02月26日

アルバック製メカニカルブースターポンプのオーバーホール

アルバック製の真空ポンプでメカイカルブースターポンプのオーバーホールをご依頼いただきました。

こちらはアルミでできているポンプ


部品部品が軽いですが、トルクの管理に注意が必要。

ねじ山が傷みやすく、ねじを作り直すことが鉄鋳物の物よりはやはり多いですね。

ローターがかわいらしいい


軽いですが、しっかりとしたポンプ

アルバックらしいメカシール部分にオイルを分けない形。


オイルの入り口は1つで3部屋のオイルがすべて入るポンプ

メカニカルブースターポンプオーバーホールや修理のご依頼

お待ちしております。  


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2019年02月23日

アルバック製PKS016のオーバーホール

アルバックの真空ポンプは有名です。

ラインナップも豊富です。

その中の油回転真空ポンプ(ロータリーポンプ)のPKS016をオーバーホールのご依頼をいただきました。

このポンプは貸出機を保有していますので

急なトラブル起きた際はご連絡いただければお貸しできます。

事前に稼働テストを行い

到達真空度など確認。

分解します。


ローターまですべて抜き取り


排気弁も交換です。


全体的に状態はそれほど悪くないですので

オイル管理がよかったのか

使用状況がクリーンだったのかな。


  


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2019年02月22日

buschの油回転真空ポンプのオーバーホール作業

ドイツの真空ポンプメーカのbusch

ブッシュといいます。

シルバー色が特徴的

メカニカルブースターポンプも作っているメーカーです。

真空包装機などによく使われている印象があるメーカーです。

ポンプ内にオイルミストを取るフィルターを抱えています。

ポンプの大きさが大きくなるとフィルターの本数が増えていきます。

今回は4本


新品は気持ちがよいです。


内部もきれいになって完成です。
  


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2019年02月18日

大阪真空製拡散ポンプ冷却パイプ&バッフル冷却パイプ巻替え作業

大阪真空製の拡散ポンプの冷却配管とバッフルの冷却配管の巻替えをご依頼いただきました。

先日納品まで無事行わせていただきましたので作業紹介させていただきます。

巻替えご依頼の理由は配管の詰まりで、水が流れない症状からでした。

引上げさせていただいたポンプの外観は少し下側の冷却配管が本体から少しはがれているものでした。

これはよくみられるのでそこまで気にはなりません。

稼働テストをいつも行いますが

水が流れないためテストできませんでした。

配管の厚みなどを確認するために切断しやすい部分を切ると

かなり詰まりが起きていました。

内部のジェットという部品を取り外し


汚れを洗浄し、きれいにします。


いろいろと外すものを外し

冷却配管を取り外します。


裸の拡散ポンプ

もともとの配管より1番手厚みのあるものを選定し

巻替え行いました。


バッフルも冷却パイプの巻き方を記録しておいて


配管をはがします。


こちらも1番手厚いものをまいていきます。


ガスケットなどをすべて変更し稼働テストを行います。

リークディテクターで漏れの確認も行います。

ヒーターの絶縁抵抗も確認


3日稼働させ、到着真空度確認

耐熱塗料で塗装し


完了です。
  


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2018年12月11日

拡散ポンプのバッフル汚れ

高真空を得るための真空ポンプで拡散ポンプというポンプが有ります。

そのポンプはオイルを蒸気にして、その蒸気の力を使って空気の分子を排出するものです。

オイルを蒸気にするため、真空装置側にオイル蒸気をオイルの液体にするものがないと装置内に蒸気が入り込んでしまいます。

有っても入り込む時はありますが、、、オイルバック!!!

その液体にするものがバッフルです。

今回はそのバッフルの汚れ取りです。

バッフルに汚れが堆積すれば蒸気を液体にする能力が低下していきます。

これはかなり汚れている品物。



きれいにして拡散ポンプもOHして組み込みます。

  


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2018年12月08日

拡散ポンプ冷却配管詰まり

先日、拡散ポンプの冷却配管が詰まってしまって巻き替えてほしいとご依頼いただき

引きあげさせていただきました。

配管内にエアを通すと出口から出てくるエアに勢いがなく、詰まりはひどいと思われました。

配管を輪切りにすると、、、

配管の内径は半分以下、、、



この詰まりものはやわらかくなく、石のように硬くなっていました。

おそらく冷却性能がかなり落ちていたと思われます。

拡散内部も汚れがひどい状態

おそらく冷却できなくなっていたと思われます。

すべて配管取り外し、巻きなおします。

  


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2018年12月07日

PKS030オーバーホール

アルバック製のロータリーポンプ

PKS030のオーバーホールです。

PKSは歴史が古く、昔から有ります。

現在でも生産されているモデルです。

昔はオイル通路が銅パイプだったものが今ではホースに変わっていたり、

ちょこちょこ仕様変更されています。

ちょっと年代によっては癖があります。

生産時に間違えたのかな?っていう穴もあります笑

メンテを行えば壊れにくいポンプではあると思います。


ちなみにPSK030 PKS016など貸出ポンプ有ります。

オーバーホール時に入れ替えれば長い間生産を止めなくてもOKです。


  


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2018年12月05日

拡散ポンプ引き取り

先日関東のお客様のところまで拡散ポンプ引き取りに行かせていただきました。

拡散ポンプ巻き替えのご依頼です。

配管内部が詰まってしまってどうしようもなくなってしまったということでご依頼いただきました。

静岡に戻ってくる際にもう一件寄らせていただき、

真空ポンプ3台オーバーホール依頼の物をお預かりして帰ってきました。

静岡県外のお客様気軽にご相談ください。

遠くても事前にメールで写真などお送りいただければお見積りさせていただきます。  


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2018年11月30日

SV300Bオーバーホール

エリコンライボルト社製のロータリーポンプSV300Bのオーバーホールをさせていただきました。

SV300BはSV300の後継機

SV300はオイルを冷ます為の熱交換機が少し物足りなく、

周囲の温度が高いと冷えが足りなく、オイル温度が上がってしまうイメージがあります。

おそらくその点を改良したものがSV300Bなんだと勝手に思っています。。。

オーバーホール後のリークテスト、到達真空度テストを行うための専用配管を制作して行っています。

これがないと少し厳しいかな。



油煙、真空度、リークの有無

問題なし。

  


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2018年11月16日

油拡散ポンプ冷却パイプ巻き替え作業

拡散ポンプは冷却パイプが巻かれています。


ただ巻いてあるわけではなく、熱交換率が良いように、溶接、接着してあります。

銅パイプの為、詰まってしまったり、穴があいたりしてしまいます。

腐食穴は都度治すこともできます。

しかし治すとなると一度拡散ポンプを冷やして行うため、生産の止まっている時に行う必要があります。

今回はそのパイプを巻き替える作業をご依頼いただきました。

一度完全に裸状態にします。


そこから時間をかけて巻いて溶接、接着していきます。  


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2018年11月08日

ロータリーポンプ出張オーバーホール

島津製作所製の小型ロータリーポンプを出張オーバーホールさせていただきました。

ロータリーポンプ始動時にサーマルが飛んでしまうとのことで急遽ご連絡いただきました。

おそらく内部はオイルなどの塊があるのだろうと予想していました。

展開して予想以上の積り方でした。




清掃に大半の時間を取られた整備でした。

無事に予定していた日数で完了しました。

長らくオーバーホールしていなかったとのことでしたので

定期的なOHをお勧めします。

  


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2018年10月26日

排気弁

ポンプには弁が付いています。

なぜ弁が付いていいるかというと効率的に排出するためです。


弁がないと逆流してうまく排出できないです。

真空ポンプにも排気弁というものがあります。

ロータリーポンプは大体板状の物が多いですね。

ちなみに車のエンジンなどはバルブという三角フラスコをスリムにしたような形状。

オーバーホールしないで使い続けるとこの部品は疲労で割れます。

定期的な部品交換は大切ですね。

  


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