メガ東海のメンテナンス日記　　ＴＥＬ０５４－６６２－０８７０

このキーは頭がついてる。



プーリーを抜こうとするが、、、

かなり硬い、

やっとのことで抜くとシャフトが錆。。。

しかもプーリーが重すぎる笑

クレーンを使って作業。

このプーリー１人で道具無しに入れるのはレスラーじゃないと無理かな。

  

私達はポンプのメーカーに関係なくＯＨします。

日本のメーカーでもメーカーメンテナンスは

いい加減な作業棚というものもたまにあります。

こんな状態で良しとして蓋をしてしまったのか？

ここは開けていないんじゃないか？

これ、、、本当にＯＨしてる？？

というもの、、、

憶測でしかないのでなんともいえませんが。

よくある話ですが真空が引けなくてメーカーに出したところポンプの展開だけで十数万円、

結局ここを直すならこの部品を交換しなくてはいけないので部品代（数万円）プラスＯＨ料金、、、、

新品が買える？笑


  

ＲＰのオーバーホール

壁を取り外し中身を確認するとローターに傷、、、

何か噛んだ？？

この場所に傷の有るポンプ他にも見たな。。。

傷は深いけど致命的に性能にかかわるものではないので

凸部分は削り落とし再度引っかかり防止

壁も同じく研磨

  

小型のＲＰです。

久しぶりに分解の画像撮影しました。

１、事前真空度測定

２、内部清掃

３、破損部品交換」

４、消耗品交換

５、ＯＨ後真空度確認

６、動作確認３日以上

にて終了です。




  

ベアリングについての話

まずはある機械やさんに教えていただいた話です～～～

日本のベアリングは世界一とも言われている

その技術とは玉やコロを均一に作る技術ではなく

バランスの取れたように配列する技術がすごい

なるほどなと聞いておりました。



違うベアリングの話

ヘアリングにはさまざまな種類があります。

通常のボールベアリング、コロベアリング、蓋付、などなどなどなどなど。。。

この中に真空用ベアリングというものがあります。

これは金額が高い、、、

通常ベアリングなら数百円のものが数千円

油分がなく真空中でもガスを発生させない優れもの

ただ金額が（笑）


他には２個セットで使わないといけないベアリング

知らずに外してつけるとぐらぐらになったりします。

固定間が真鍮のものだったり

固定間がぐらぐら動くもの

さまざまですね。


使われる機械にあったもの、使用される環境にあったものを選定しないといけません。


ベアリングのはなしでした。  

大型のＲＰをＯＨしどうも真空があがらないという場面がありました。

何をしてもだめ。

ＯＨをした箇所を再度ＯＨしたが目標真空度まで上がらない、、、

ばらした箇所以外通常ばらさない箇所をばらして見ると

深い傷発見。。。

なぜ？？？

製作時にあったとしか考えられない箇所。

こんなこともアルのですね。

それを改善し１Ｐａ良くなり達成感有  

真空ポンプのメカニカルブースターポンプの中には

クラッチとして流体継ぎ手を使っているものがあります。

エドワーズ製によく使われています。

私たちOHする側としては分解組立の難易度が上がりますが

何か万が一のことがあった場合は致命傷なダメージにならなく済みます。

流体継ぎ手の話でした。  

ロータリーポンプ、油回転ポンプ

名前の通り油、オイルと一緒に空気を排出するポンプです。

車のオイルは５０００キロで交換

真空ポンプオイルも同じで汚れたら交換しなければいけません。

オイルが汚では性能が１００％が出ません。

オイルの選定も正しくないと性能がフルに出ません。

１年から２年に一度はＯＨもして内部の汚れを取り除き、

ゴムパーツの消耗品の交換をお勧めします。