2019年02月28日

旧式のメカニカルブースターポンプのオーバーホール作業

アルバックの旧型のメカニカルブースターポンプのオーバーホール作業です。

おそらく35才、40才ぐらいの真空ポンプと思います。

まだまだ現役で働いております。

昔の機械は頑固に作ってありますね。

明日から本格的な分解、清掃、組み立て作業を行います。

  


Posted by megatki at 21:27Comments(0)

2019年02月26日

アルバック製メカニカルブースターポンプのオーバーホール

アルバック製の真空ポンプでメカイカルブースターポンプのオーバーホールをご依頼いただきました。

こちらはアルミでできているポンプ


部品部品が軽いですが、トルクの管理に注意が必要。

ねじ山が傷みやすく、ねじを作り直すことが鉄鋳物の物よりはやはり多いですね。

ローターがかわいらしいい


軽いですが、しっかりとしたポンプ

アルバックらしいメカシール部分にオイルを分けない形。


オイルの入り口は1つで3部屋のオイルがすべて入るポンプ

メカニカルブースターポンプオーバーホールや修理のご依頼

お待ちしております。  


Posted by megatki at 17:26Comments(0)

2019年02月23日

アルバック製PKS016のオーバーホール

アルバックの真空ポンプは有名です。

ラインナップも豊富です。

その中の油回転真空ポンプ(ロータリーポンプ)のPKS016をオーバーホールのご依頼をいただきました。

このポンプは貸出機を保有していますので

急なトラブル起きた際はご連絡いただければお貸しできます。

事前に稼働テストを行い

到達真空度など確認。

分解します。


ローターまですべて抜き取り


排気弁も交換です。


全体的に状態はそれほど悪くないですので

オイル管理がよかったのか

使用状況がクリーンだったのかな。


  


Posted by megatki at 19:33Comments(0)

2019年02月22日

buschの油回転真空ポンプのオーバーホール作業

ドイツの真空ポンプメーカのbusch

ブッシュといいます。

シルバー色が特徴的

メカニカルブースターポンプも作っているメーカーです。

真空包装機などによく使われている印象があるメーカーです。

ポンプ内にオイルミストを取るフィルターを抱えています。

ポンプの大きさが大きくなるとフィルターの本数が増えていきます。

今回は4本


新品は気持ちがよいです。


内部もきれいになって完成です。
  


Posted by megatki at 17:04Comments(0)

2019年02月18日

大阪真空製拡散ポンプ冷却パイプ&バッフル冷却パイプ巻替え作業

大阪真空製の拡散ポンプの冷却配管とバッフルの冷却配管の巻替えをご依頼いただきました。

先日納品まで無事行わせていただきましたので作業紹介させていただきます。

巻替えご依頼の理由は配管の詰まりで、水が流れない症状からでした。

引上げさせていただいたポンプの外観は少し下側の冷却配管が本体から少しはがれているものでした。

これはよくみられるのでそこまで気にはなりません。

稼働テストをいつも行いますが

水が流れないためテストできませんでした。

配管の厚みなどを確認するために切断しやすい部分を切ると

かなり詰まりが起きていました。

内部のジェットという部品を取り外し


汚れを洗浄し、きれいにします。


いろいろと外すものを外し

冷却配管を取り外します。


裸の拡散ポンプ

もともとの配管より1番手厚みのあるものを選定し

巻替え行いました。


バッフルも冷却パイプの巻き方を記録しておいて


配管をはがします。


こちらも1番手厚いものをまいていきます。


ガスケットなどをすべて変更し稼働テストを行います。

リークディテクターで漏れの確認も行います。

ヒーターの絶縁抵抗も確認


3日稼働させ、到着真空度確認

耐熱塗料で塗装し


完了です。
  


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