2022年07月18日

大型ロータリーポンプのロック

ここ数年

大型ロータリーポンプのロック症状が多い気がします

ロックする症状は吸い込んでいるもの、オイル交換の頻度等々、、、

理由のわからないお客様には考えられる原因を伝えますが

余裕のあるお客様は少ないので

原因を即1個ずつ改善していけるところはありません

会社的に考えられるところを改善してまたロックしたら、話が違うじゃねーかってなりますもんね

一撃で改善なんて難しい、、、

固まったオイルを分析

、、、予想と違うとか。



皆さん予備機を大体お持ちなのでロックしてはオーバーホールという感じ

ですがローターをばらすの大変、、、



そこら辺の大変な作業分

結構サービスでやってます

分かってほしいがわかってもらいにくい

  


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2022年07月15日

拡散ポンプの冷却パイプ巻替え

拡散ポンプに巻かれている冷却パイプ

これは銅パイプです

ほぼ

水によって詰まったり、穴が空いたりします

穴が空けば塞ぐことはできますが

詰まるとちょっと難しいですね

穴が空いて証がなくなったり

詰まったり、

稼働中に水が止まって銅パイプがはがれてしまったら

巻替えで復活します



この画像は古い銅パイプをはがして裸にしたところです

ここから新しい銅パイプを巻いて

塗装して、稼働テストをして完了です

今回は詰まり症状でした

巻き替えて水量も3L/minほど上がりました

ちゃんと冷却もできるようになって真空度も良くなりました


  


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2020年03月11日

ドイツ製真空ポンプのブッシュのロータリーポンプOH

ドイツ製の真空ポンプ

ブッシュ製のロータリーポンプ

ベーン式

大型のベーン式ポンプは稼働音が大きいですね

こちらの大型真空ポンプをオーバーホール依頼いただきました

海外ポンプの部品は高いですね

ポンプを購入する時は日本製と変わらないのですが

その後のメンテで必要部品が高価

こちらは壁


ベアリングとオイルシールの打ち込み

こちらは排気弁



ポンプの大きさによってここの部品の数が変わります  


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2020年03月06日

神港精機製ロータリーポンプオーバーホール作業

私たち、小さなポンプでもオーバーホール行います

お客様金額面などでメリット感じていただきご依頼いただいています

今回は神港精機製小型ロータリーポンプ

キニー式ってやつですね

キニー式は本当に壊れにくいポンプです

大事にしていただければ長持ちしますね

水の溜まりやすい状況でお使いでしたので錆が出ていました


メーカー推奨の交換部品の他にも電磁弁のオーリングなんかも交換します


もちろん洗浄後に

ゲージはガラスなので磨けばきれいになります


内部も洗浄



今回サービスでモータベアリングも交換


タンクの蓋のボルトがダメになっていたのでこちらも料金内で無償交換


くみ上げて可動テスト

リークディテクターにて漏れチェック

3日稼働させ確認

OH前とは1桁真空度が良くなりました

納品です  


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2020年02月20日

アルバック製中型真空ポンプオーバーホール

アルバック製

真空ポンプ

中型ロータリーポンプ

オーバーホール作業

こちらのポンプは定期的にOHしているので比較的内部はきれいな状態を保っております

かなりちょうどよいスパンでメンテされている物

そのようなポンプは古くても長持ちしますね

こちらは油タンク内部


排気弁がついています

ここから空気と一緒に油が出てきます

こちらは油の量を見るためのゲージ

内部をペンキで白く塗ります


白く塗ってあげると油の汚れ具合、量が見やすくなります

私たちのこだわり作業の1つです  


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2020年02月18日

アルバック製メカイカルブースターポンプのオーバーホール作業

私たちは真空機器といえばアルバックというイメージがあります。

アルバックのメカニカルブースターポンプ

アルミでできた本体

部品が軽いですね。

しかし締め付けなど気を付けないといけません。

メカニカルブースターポンプは奥が深い!!

メーカーのよって考え方が違います。

すべて分解


組み込み

  


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2020年02月13日

メカニカルブースターポンプのオーバーホール作業

アルバック製のメカニカルブースターポンプのオーバーホール作業です

メカニカルブースターポンプは通称メカブ

MBPと書きますね

拡散はDP

ロータリーはRP

メカブはロータリーである程度空気を吸ってあげてから動かし始めるポンプ

ローターが2個あり、タイミングよく回っています

その位置決めの調整が大切なポンプです



よごれていますね
  


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2020年02月12日

またまたアルバック製小型ロータリーポンプオーバーホール作業

アルバックのVDシリーズのポンプをオーバーホール作業させていただきました。

こちらも内部はそれほど汚れはありませんが、ほこりのカスのようなものがありますね。

消耗品を交換します。



完成時にはテスト稼働3日ほど

リークディテクターにて漏れチェック

真空度測定など確認作業を行います。  


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2020年02月10日

アルバック製の小型真空ポンプOH作業

アルバック製小型真空ポンプのOH作業ご依頼

ちょっとアルバックのポンプの作業が続きそうです

こちらはそこまで汚れが溜まってはいないですね

ただほこりカスが多いですね



本当に真空ポンプは吸うものによって汚れ方が変わります

  


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2020年02月08日

ロータリーポンプのオイル劣化

小型真空ポンプ

ロータリーポンプのオーバーホール作業

ローターの動きが悪く、少し時間を置くとロックしてしまう事例

これはおそらく内部の汚れが原因

オイルを抜くと案の定オイルに水が混じり、

カスも多く、オイル劣化が見られ、異臭もありました。


ゲージ越しでタンク内を見ると、


カスが溜まっていそうですね。  


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2020年02月06日

アルバック製油回転真空ポンプオーバーホール 

アルバック製のロータリーポンプをオーバーホールさせていただいています。

小型の真空ポンプ

小型のポンプって意外と部品点数が多く、大変な時もあります。

大型でドコドコと豪快に空気を吸うポンプの方が単純ですね。

部品は重いですが、、、



今回は引き口の感じでなんとなく予想はしていましたが、

タンク部分を開くと



タンクの半分以上にカスが溜まっていました。

1年に1回出会うことができるかできないかくらいのレベルでした。

排気弁のスプリングも、、、スプリングの機能生きていますか?の汚れ具合


奇麗にします。

  


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2020年02月05日

私たちがポンプOH後に使う真空計など

真空ポンプのOHを行った後は必ず可動テストを行います。

可動テストでは異音の確認

真空度測定

リークディテクターを使った漏れチェック

リークディテクターはヘリウムを使用します

話は少しそれますが、今世界的にヘリウムがない状態です

注文しても全く入荷しません

とても貴重品

今回は私たちが使用する真空計たちを紹介


まだほかにもありますが今回は3台

右の物はアナログ式のピラニー真空計

アナログにはアナログの良さがあります

左はデジタルのピラニー真空計

これはペニングの測定子を付けることもできるので、使い方いろいろできる優れもの

下は電離真空計

レトロな電球形状の測定球を付けます

それぞれ役割が違うのでいろいろと増えていきますね

でも金額高いのがネック!!  


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2020年01月31日

真空配管のフレキ管など

私たちは様々な配管も作ることを行います。

フランジと配管を溶接で接合します。



数種類フランジもあるので、そのポンプ、装置などに適したものを選定して配管を作ります。

既存の配管の効率が悪いということで改造なども行います。

真空ポンプと真空ポンプをつなぐ配管などでは多少の振れなどを吸収してくれるベロー管を使用したりもします。



  


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2020年01月29日

油回転真空ポンプの水分

真空ポンプの油回転真空ポンプ

このポンプでたまに生じるトラブルがあります。

オイルに水が混じるケースです。

なぜ水が混じるか?

それは吸っている気体に水分が多いことが1つの要因です。

他には内部結露、冷却配管からの漏れなどあるとは考えています。

水が混じると真空性能は著しく落ちます。

更に鉄でできているポンプを腐食させます。

こちらタンクの内部画像


本来油まみれなので錆は起きにくい状況ですが、水分があるとやはり錆が出ます。

水分が混じったらガスバラストバルブを開けて排出するか、

多く混じってしまったらオイル交換など行うのが一番早く完全します。

いろいろ手法はあります。
  


Posted by megatki at 13:50Comments(0)

2020年01月28日

徳田製作所製ロータリーポンプRD1200Zのオーバーホール作業

徳田製作所製(現 芝浦エレテック)

ロータリーポンプ

RD1200Z


オーバーホール作業

明けてベアリングなど交換


到達真空度、リークディテクターによるリーク調査行い完了  


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2020年01月27日

メカニカルブースターポンプに使われているボルトの異常

真空ポンプのメカニカルブースターポンプのボルトです。

強度区分4.8

クロメート処理品かな?

伸びを発見しましたの。


急遽ボルト交換

強度のあるものを入れたい気分ではありますが、

同じ4.8を。

現場作業では対応できない対応が持ち帰り作業ではできます。

この辺りは無料で交換します。

  


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2020年01月27日

オイルミストトラップフィルター交換

先日はオーバーホール済のロータリーポンプと

メカニカルブースターポンプの入れ替えを行わせていただきました。

入れ替え作業ではオイルミストトラップを外す必要がありますので一緒に内部のフィルター交換を行いました。

中にはオイルが大量に入っていまして、

フィルターもかなりの汚れ具合。



各部品もオイルの塊が付着していました。

清掃し、フィルターを取り換えて


オーリングを交換し完成。

ポンプの方も問題なく完了です。  


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2020年01月24日

大阪空気社製ロータリーポンプKV-5W オイル交換、ベルト交換、冷却ライン交換

しばらくブログお休みしてしまっていましたがまた再開させていただこうと思います。

本日はオーバーホール済の真空ポンプをテスト稼働させております。

パソコンをパタパタとたたく後ろでポンプがタンタンと回っています。

メカニカルブースターポンプは静かにフイーンと回っています。


先日隣待ちの会社様から

ポンプのオーバーホールとオイル交換をしていただきたいと

ご連絡いただきました。

現場を確認すると、確かに普通にはベルト交換ができない。

ベルト側が壁に近すぎてベルトカバーが外れない設置の仕方でした。

日を改め、新品ベルト、オイル、その他部品を持参して訪問。

まずは鉄管で作られた水配管を外し、ホースに交換。

こうすることでオイル交換もしやすくなります。

ポンプを移動させ、ベルト交換、オイル交換を行いました。

ベルトを新品と比べると

ひびは確認していましたが、ベルトがすり減りすぎて幅が見て違うのがわかりました。


もちろんこうなるとベルトのヒビもすごいことになってます。


稼働テストを行い完了。

夕方からの作業で暗くなる前に終わりました。
  


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2019年11月28日

神港精機製メカニカルブースターポンプOH作業

神港精機

SMBシリーズ

オーバーホール作業

分解いたしました。

中身はかなり汚れがありました。



使用用途によって汚れの種類は変わりますね。

全て清掃し、消耗品を新品に

オイルゲージの部分は見やすいように白く塗装

くみ上げてヘリウムディテクターによって漏れチェック

可動チェックを2~3日行い完成。  


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2019年05月16日

海外製メカニカルブースターポンプのオーバーホール


ケーザー社のメカニカルブースターポンプ
ロック状態になってしまったという事でオーバーホールのご依頼を頂きました。

開けてみるとカスがケーシング内にこびりついていました。
綺麗にして組み上げます。  


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